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往診に来てもらって…無理に病気を探さないという意味
先日、ここ乃が珍しく何度かケーしたので心配になりいつもの往診の先生に来てもらうことにしました。

が、どうやら一過性だったようでその後ケロリとしていて特に問題も無く…(^_^;)

それはそれでホッとしたけど、折角来てもらったので?なっちゃんの足のできものの事や最近少し痩せてきている事などを相談。
往診に来てもらって…無理に病気を探さないという意味_d0168329_10064823.jpg
足に出来ているできものが最近破けてかさぶたになっているので気になったのですが、これに関しては以前から様子見というスタンスをしているので今回も塗り薬を処方してもらうのみ。

あまり良くないものなら当然何らかの処置等必要だと思うけど、この数年大きさもさほど変わらず先生の見立て(大がかりな検査はしてません)的にはがっちりと神経だとか骨?筋肉?に癒着しているような感じもないし(数年前に聞いたのでうろ覚え)様子見でも大丈夫じゃないかなぁと。

もちろんちゃんと調べたいなら入院して切開手術も出来るけどね、という事だったのね。

で、今に至ってます。

そしてなっちゃんの様子。全盛期より痩せているけど食欲は旺盛な事などを相談。

血液検査をした方がいいかと尋ねると、いつものことなんだけど「血液検査はもちろん出来るけど、数値って本当にちょっと前まで大丈夫、問題ないと思っても別の日にはがーんと変化があったりする事が多いから」「なっちゃん今はどんな風?辛そうだったり、しんどそうだったりする?今診察したときもすごく元気で力強くて目力もあって問題ないように見えるけど」という感じなの。

「様子だけ聞いてると甲状腺機能亢進症も考えられるけど、フードを療法食に替えて落ち着いたとして…それで?って思う」
「なっちゃんは人間で言えばおばあちゃんだよね、全身くまなく検査したらそれは悪いところが見つかるかも知れない、でもそれを見つけても、治療のしようがない場合もあったりするよ」

「今幸せそうで穏やかに暮らしているなら無理して病気を探さなくていいんじゃないの?」

私の再現能力が拙いのでこれだけ見るとなんていうか、診察を放棄しているというか、やる気がない先生のように聞こえちゃうかも知れないけど、そういう事ではないのだと思います。

腎不全って猫に多い病気だし、老猫になると甲状腺機能亢進症も増えるとも言うし、予防出来るならもちろんしてあげたい。

でも、反面美味しくないフードを食べさせて(もしくは彼女の好みに合わず食べないものとか)薬を飲ませる事が本当の本当にその子にとって良い選択なのか?という思いもあるわけで

まさにこの辺は人それぞれの考えなので私と違う考えを批判するという事では当然ないし、私の考えが正しいとも思ってないのです。

でも、今苦しんで辛い状態をなんとかしてあげたいという事と、今は穏やかで特に何かがあるというわけでもなく好きなものを美味しいといって食べ、ゆるゆるとお昼寝をし、時に遊んで〜!と目をキラキラさせておもちゃに向かっているような状態の子の体を調べて病気を見つける事は私にとって違う事のような気がして

多分、根底に以前の闘病生活が大きく私の中でモヤモヤしているからだと思います。

あの当時は腎不全の子と、腎リンパ腫の子の為に熊本の動物専門の漢方薬を取り寄せ、名前は忘れたけどそれこそ今流行りの水素水的なものを買い、高カロリーの粉末をミルクで練って丸めて口の中に放り込めるようにしてみたり、薬も当然飲ませたりとその時思いつくものはなんでもやってた。

でもそれが良かったのか今もわからない。

無理に延命させたのかも、そうじゃなくちゃんとその子達の天寿を全うさせてあげたのかもわからない。

あれは一体誰のための治療だったんだろう…と思わなくもない。

もちろん猫達の為だと思ってた、けど…心のどこかでもしかしたら「人に後ろ指さされない為」もあったのかも…と今は思うような…

飼い主としての責任を果たしてますとほんの少しどこかでアピールしてたのかな…とも。

本当にその時はそんなこと考える暇もなかったけど、なんだかね…。

上手く言えないし、本当はどんな気持ちだったのかもう何年も前の事だし「これこれこうです!」とは断言できないけど。


★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

なので、今この往診の先生の言葉がなんとなく私の気持ちにフィットしているんでしょうね。

つるももしかしたら探せばいろんな病気が出てきたかも知れない。だけど亡くなる2日前まで自分でご飯食べて、甘えて、リラックスして過ごしてた。確かに皮下点滴はしていたけど、でもそれ以上の事はせず彼の好きなように過ごして欲しいと思って実際最後まで穏やかに過ごしてた。

そんなことどの子も同じようにいくわけないと思いながら…

これからも無理に病気は探さない(放置という意味じゃないです)スタンスでいこうかな…と。

往診の先生は本当に大学病院や総合病院で働く医師というより野戦病院の医師みたいなんですよね(^_^;)
この表現、下手かもだけど、結構合っているような…

本当に考え方は人それぞれ、向き合う姿勢も十人十色…ですね。

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先生の診察が終わると一目散で2階へ避難したけど帰ったら5秒で戻って来たなっつ(笑)

でも往診してくれるってありがたいんだよ〜、ストレスもぜんぜん違うでしょ?


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先生のパートナー浪平(なみへい)相変わらずイケメンです(^^)



Top▲ | by ohirunenekoneko | 2016-05-26 13:05 | ねこ なつ

鍼治療をしている猫を含めて6匹の日常。そして糖質制限の事、日常や旅行記などをつれづれに書いています。 *ほぼ毎日更新中です*
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